タマホームのキッチン標準仕様を比較!メーカー別の特徴と選び方

木目と白を基調にした明るい住宅のシステムキッチン

キッチンを決める打ち合わせでは、標準仕様に含まれる設備や選べるメーカーが住宅商品・契約内容で異なるため、どこを比べればよいか迷いがちです。メーカー名だけでなく、希望する機能や素材が標準で選べるかも気になるところです。

この記事では、タマホームのキッチン標準仕様を確認する手順を押さえたうえで、LIXIL・EIDAI・タカラスタンダード・クリナップの特徴を紹介します。素材や収納、掃除のしやすさの比べ方、ショールームで見る点もわかります。

<この記事で分かること>

  1. 標準仕様の確認方法
  2. メーカーごとの特徴
  3. 素材や機能の比べ方
  4. 選び方と見学のポイント
目次

タマホームのキッチン標準仕様をメーカー別に紹介

ショールームでキッチン収納を確かめる手元

タマホームのキッチン標準仕様は、住宅商品や契約する内容を確認したうえで、メーカーごとの素材や機能を比べると選びやすくなります。ここでは「大安心の家」を中心に、各メーカーの特徴と、選ぶ際に確認したい点を紹介します。

標準で選べるキッチンメーカー

タマホームのキッチンは、まず契約する住宅商品で選べるメーカーを確認することが出発点です。「大安心の家」では、LIXIL、EIDAI、タカラスタンダードを対象とした標準仕様の案内に加え、クリナップの設備も紹介されています。ただし、この案内は2021年1月1日時点の内容であり、現在の選択肢がすべての契約で同じとは断定できません。

メーカー名だけでなく、選べる商品と装備の範囲まで確認すると、比較の条件をそろえられます。例えば、希望する食洗機やレンジフードが標準装備に含まれるかによって、必要な追加費用も変わります。

担当者には、次の内容をまとめて確認するとよいでしょう。

  • 契約する住宅商品で選べるメーカーと商品名
  • 追加費用なしで採用できる装備
  • 希望する仕様へ変更した場合の差額

タカラスタンダードのホーローの特徴

タカラスタンダードは、汚れが染み込みにくいホーロー素材に注目したいメーカーです。高品位ホーローは、丈夫な金属と表面のガラス質を組み合わせた素材で、水分や油汚れを吸収しにくい特徴があります。

例えば、調味料などで汚れやすい扉や収納内部にホーローが使われていれば、表面を拭いて手入れしやすい点が魅力です。マグネットを取り付けられるため、対応する部分では収納用品の位置も調節できます。

ただし、ホーローの採用箇所は商品や仕様によって確認が必要です。天板やシンクまで同じ素材だと思い込まず、部位ごとに材質を確かめておきましょう。また、扉の光沢や色の好みには個人差があります。希望する柄や色に追加費用がかかるかも、実物と併せて確認したい点です。

クリナップのステンレス仕様の特徴

クリナップは、天板だけでなく、収納を支える内部の素材にも注目したいメーカーです。「大安心の家」の設備案内では、底面、側面、骨組みにステンレスを使ったステンレスエコキャビネットが紹介されています。ただし、掲載内容は変更される場合があるため、採用できる商品と装備を確かめる必要があります。

キャビネットとは、引き出しなどを収める収納本体のことです。見える扉や天板に加え、内部のつくりも確認すると、手入れのしやすさを具体的に検討できます。

例えば、収納内の掃除を重視するなら、内部の素材に加え、汚れを拭き取りやすい形状かも確認したいところです。一方、「ステンレス仕様」という説明だけでは、扉やシンクを含むキッチン全体の材質まではわかりません。ショールームでは引き出しを開けて、収納の奥や隅まで手が届くかを確かめると判断しやすくなります。

LIXILのキッチンの特徴

LIXILの収納2種と継ぎ目のないキレイシンクの図解

LIXILは、調理道具の取り出しやすさや、シンクと天板のつながりに注目すると特徴をつかみやすいメーカーです。収納量だけでなく、作業中に必要な道具へ手が届くかという視点で比較できます。

例えば、アシストポケットは包丁やまな板などを収納する場所で、アシストシェルフは収納上部の空間を活用する棚です。道具の置き場所を分けられるため、普段使う物の大きさと合っているかが選ぶ際のポイントになります。

また、キレイシンクには、人造大理石の天板と継ぎ目なくつなぐ加工が採用されています。接合部分の手入れに配慮したつくりですが、希望する天板とシンクを組み合わせられるか、提案された仕様で確認しておきましょう。

EIDAIのキッチンの特徴

EIDAIは、調理中の仮置きや、道具の出し入れを助ける工夫に注目したいメーカーです。収納の大きさに加えて、しまった物をどのように使うかまで考えると、機能の違いが見えてきます。

「大安心の家」の公式設備案内では、2021年1月1日時点の機能として、取り出せるラック、引出し式カウンター、立てて収納できる仕切りバーが紹介されています。現在の採用可否と標準に含まれる範囲は、契約する住宅商品の仕様書で確認が必要です。例えば、ラックは調味料などを使う際に天板の上へ移せるつくりになっています。引き出し式カウンターは、調理途中のお皿や食材を一時的に置く場所として役立ちます。

仕切りバーは、まな板やフライパンを立てて収めるためのものです。重ねて収納する場合と比べ、必要な物を直接取り出しやすい配置を考えられます。

ただし、ラックやカウンターを活用できるかは、調理道具の置き方や作業場所にもよります。収納したい物を具体的に挙げ、装備の有無に加えて、寸法や引き出した際の使いやすさを確かめておきましょう。

ホーローとステンレスの違い

ホーローとステンレスは、同じ部位に使われている場合に、材質の違いを比べると判断しやすくなります。扉のホーローと収納内部のステンレスでは、役割や汚れ方が異なるためです。

素材の違いと、比較するときに確認したい点をまとめました。

比較項目ホーローステンレス
素材のつくり金属と表面のガラス質を組み合わせたもの金属素材
比較するときの着眼点ガラス質の表面と採用範囲表面の仕上げと採用範囲
確認したい部位扉、収納内部など天板、シンク、収納本体など

例えば、収納内部を比べたい場合は、両方の商品で底面や側面の素材を確認します。天板なら、材質に加えて汚れた際の手入れ方法や、取り扱い上の注意を見比べるとよいでしょう。

素材名だけで優劣を決めず、使う場所に合った手入れや扱い方ができるかを確かめることが選ぶ際のポイントです。見た目の好みも含め、日常の使い方に合う仕様を検討できます。

メーカー選びは素材や機能で比べる

メーカー選びでは、名前や印象だけで順位を付けず、普段の調理で困っていることを基準にすると候補を絞れます。素材、収納、作業スペースでは、それぞれ使い勝手に関わる部分が異なるためです。

まず、希望する条件を次のように具体化してみてください。

  • 収納内部まで拭き取りやすいものを選びたい
  • 大きな鍋や調理道具を無理なく収めたい
  • 食材やお皿を一時的に置く場所が欲しい

次に、各メーカーの提案内容で希望を満たせるかを比較します。例えば、収納に悩んでいるなら、引き出しの数だけでなく、手持ちの鍋が入る寸法や取り出す動作まで考えると判断しやすくなります。

希望をすべて盛り込むと追加費用が膨らむ場合がある点には注意が必要です。予算を超えそうであれば、毎日の負担を減らしたい機能から優先順位を付け、候補ごとの見積もりを比べると選びやすくなります。

タマホームのキッチン標準仕様の選び方

床や扉の色と調理動線を確かめる明るいキッチン

タマホームのキッチン標準仕様を選ぶときは、見た目だけでなく、日々の手入れや調理の流れに合うかを比べると選びやすくなります。標準で含まれる設備と追加費用が必要な変更を分け、契約する住宅商品の仕様書や見積もりで確かめながら検討しましょう。

掃除のしやすさで選ぶポイント

掃除の負担を減らしたいなら、汚れの落としやすさに加えて、汚れがたまりやすい場所に手が届くかを確認すると選びやすくなります。扉や天板が拭きやすくても、シンクの継ぎ目や排水口の部品が手入れしにくければ、毎日の負担になるためです。

例えば、シンクとワークトップの接合部分は、溝の有無や布で拭ける形状かを見ると違いがわかります。ワークトップとは、食材を切ったり盛り付けたりする天板のことです。排水口は、部品を外して洗うところまで想像して比べるとよいでしょう。

確認する場所は、次のように分けられます。

  • シンクと天板の継ぎ目に汚れが残りにくいか
  • 排水口の部品を無理なく取り外せるか
  • 水栓の根元や天板の奥まで拭けるか

ただし、手入れしやすい素材でも、使える洗剤や道具は一律ではありません。採用する製品の取扱説明書に沿って掃除できるかも、選ぶ際の判断材料です。

扉やワークトップの色を選ぶ

扉やワークトップの色は、単体の好みだけでなく、床や壁と並べたときの見え方で選ぶのがおすすめです。リビングやダイニングから見えるキッチンでは、周囲との組み合わせが部屋全体の印象に関わります。

まずは、契約する仕様で追加費用なく選べる色見本を出してもらい、希望する雰囲気に合う候補を絞ります。同じ白系でも、扉の光沢や天板の模様によって見え方は異なるため、写真だけで決めず、実物の質感も確かめたいところです。

例えば、床材の見本と扉の見本を並べ、次にワークトップを合わせると、色同士の相性を比べやすくなります。引き手や足元の部分も含めて見ると、完成後の姿を想像しやすいでしょう。

注意したいのは、メーカーの全色から標準で選べるとは限らない点です。希望色が見つかったら、色名と品番を控え、扉だけの変更なのか、天板などにも変更が必要なのかを見積もりで確認すると判断しやすくなります。

食洗機やレンジフードで確認したいこと

食洗機とレンジフードは、採用される機種を特定してから、使い方に合うかを比べることが大切です。「食洗機付き」「掃除しやすい換気扇」といった説明だけでは、容量や手入れの方法まで判断できません。

食洗機では、普段使う食器や鍋を入れられるか、出し入れの姿勢に無理がないかが比較の軸になります。レンジフードは、煙を吸い込む働きに加え、掃除する部品と取り外し方まで確認すると、使用後の負担を想像しやすいでしょう。

打ち合わせでは、次の項目を尋ねると具体的な比較につながります。

  • 食洗機のメーカー・型番・容量・扉の開き方
  • 希望する食洗機への変更可否と必要な工事
  • レンジフードの洗浄機能と手洗いが必要な部分
  • 取り外した部品の洗い方と食洗機への対応可否

機種を変更すると、機器本体以外に扉の表面材などの費用が関わる場合もあります。追加する際は、本体価格だけでなく、取り付けに必要な費用を含めた見積もりで比べましょう。

キッチンパネルや収納も選べる?

コンロ脇のパネルと仕切り付き引き出し収納

キッチンパネルや収納は、選べる柄の数だけでなく、設置範囲と使い勝手まで確認したい部分です。キッチンパネルとは、コンロ周辺などの壁に取り付ける板状の仕上げ材で、扉や天板とは別に選択内容を確かめる必要があります。

パネルは、どの壁まで施工されるのか、希望する柄が標準の範囲に含まれるのかを図面と色見本で見比べます。正面の壁だけを想像していると、側面の仕上がりを見落としかねません。素材についても、キッチン本体と同じ仕様だと思い込まないことが大切です。

収納は、手持ちの調理道具をどこへ入れるか決めると、必要な形が見えてきます。例えば、フライパンは立てて収めるのか、調味料は引き出しに入れるのかを考え、仕切りやラックの有無を確認するとよいでしょう。

収納量が多くても、よく使う物を取り出しにくければ不便です。引き出しの内部寸法や棚の位置を確かめ、付属品と追加購入する部品も分けて把握しておきます。

壁付けや対面式などレイアウトを選ぶ

キッチンのレイアウトは、家族との関わり方と、調理・配膳の動きやすさを基準に選ぶと暮らしに合わせやすくなります。形の好みだけで決めると、冷蔵庫や食器棚との行き来に無理が出ることもあるためです。

主な形と配置の違いは、次のとおりです。

レイアウト配置の特徴
壁付け壁に向かって調理する配置
対面式ダイニング側を向いて作業できる配置
アイランドキッチンを壁から離した配置
ペニンシュラキッチンの片側を壁につけた配置

家族と話しながら調理したいなら、ダイニングへの視線が通るかが比較のポイントです。一方、調理に集中する空間を希望するなら、キッチンの独立性も検討材料になります。

図面では、冷蔵庫から食材を出し、洗い、切り、加熱して食卓へ運ぶ流れをたどってみましょう。形状によって必要な空間も変わるため、希望する配置が採用できるか、変更費用が生じるかもあわせて確認します。

カップボードなど標準で選べる設備

カップボードを検討するときは、標準に含まれる条件と、ほかの設備との選択関係を先に確かめると予算を立てやすくなります。カップボードとは食器などを収める収納家具のことで、キッチン本体とは分けて確認したい設備です。

「大安心の家」には、2021年1月1日時点で、カップボード・キッチン収納・2ヵ所目トイレのいずれかを標準で選べる仕様がありました。ただし、設備・仕様は諸条件により変更となる場合があるため、契約時に同じ条件が適用されるかは個別の確認が必要です。

比較するときは、食器の収納量だけでなく、炊飯器などの調理家電を置く場所も考えます。今ある家具を使う予定なら、新しい収納を付ける必要があるかも判断しやすくなるでしょう。

選択できる設備がわかったら、標準の形状や寸法を提示してもらいます。幅や組み合わせを変更したい場合は、標準との差額を確認し、家全体で必要な設備に予算を配分することが大切です。

ショールームで実物を確認するポイント

ショールームでは、候補のキッチンを実際の調理に近い動きで試すと、カタログではわからない使い勝手を確認できます。見た目が気に入っても、天板の高さや収納への手の届き方が合うとは限りません。

見学前にタマホームから候補の仕様書や提案書を受け取り、展示品との違いを説明してもらうと比較が進みます。展示されている設備が、契約する標準仕様と同じだと判断しないことが注意点です。

当日は、次の順番で試すと使う場面を想像しやすくなります。

  1. 天板の前に立ち、切る・洗う動作を試す
  2. 引き出しや吊り戸棚を開け、奥まで手が届くか確かめる
  3. 食洗機を開け、食器を出し入れする姿勢を試す
  4. 採用したい機能と展示品の品番を控える

見学後は、希望内容を反映した提案書をタマホームへ渡し、採用可否と追加費用を確認します。実物を選ぶ段階と、契約仕様を確定する段階をつなげることで、認識の食い違いを防ぎやすくなります。

タマホームのキッチン標準仕様に関するよくある質問

タマホームのキッチンは契約後にメーカーを変更できますか?

変更できるかどうかは、契約内容や打ち合わせの進み具合によって異なります。変更を希望する場合は、選べるメーカーや商品、差額、変更に必要な手続きについて担当者に確認してください。

タマホームのキッチンは標準で食洗機が付きますか?

食洗機が標準に含まれるかは、住宅商品や契約内容によって異なります。標準装備の有無に加え、メーカー・型番・容量も確認しましょう。希望機種への変更に追加費用がかかる場合は、取り付け費用を含む見積もりで確認してください。

キッチンの標準色以外を選ぶと追加費用がかかりますか?

希望する色や柄が標準の選択肢に含まれない場合、追加費用がかかることがあります。扉だけでなく、ワークトップやキッチンパネルも含めて、色名や品番と差額を担当者に確認してください。

キッチンの標準仕様でカップボードも選べますか?

「大安心の家」では、2021年1月1日時点で、カップボード・キッチン収納・2ヵ所目トイレのいずれかを標準で選べる案内がありました。設備や条件は変更される場合があるため、現在の契約で選べるか公式サイトや担当者に確認してください。

総括

以下に、記事の内容のポイントをまとめます。

  1. 標準で選べるメーカー・商品・装備は、契約する住宅商品の最新の仕様書で確認する必要がある
  2. ホーローやステンレスは、扉・天板・収納内部など同じ部位で採用範囲を比べるのが比較の基本である
  3. 掃除のしやすさは、シンクと天板の継ぎ目、排水口の外し方、水栓周辺への手の届き方が確認点である
  4. 食洗機とレンジフードは型番で機能を確かめ、変更費用は本体・面材・工事を含む総額で比較する
  5. 扉・天板・キッチンパネルは、標準で選べる色や柄とパネルの施工範囲を確認する必要がある
  6. カップボードは標準に含まれる条件と他設備との選択関係を確認し、幅や家電の置き場所まで検討する
  7. レイアウトは冷蔵庫から洗う・切る・加熱・配膳までの動線を図面でたどり、採用可否と変更費用を確認する
  8. ショールームには候補の仕様書を持参し、展示品との差と天板の高さ・収納・食洗機の使い勝手を確かめる

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